病気は自覚症状となって現れた時には、治療が困難な場合や重い後遺症が残ることもあります。人間ドックで検査を受ける事により、発症を未然に防ぎ、将来重大な問題を引き起こす可能性がある病気の芽を早期に発見して治療することが可能になります。当院では、皆様が安心して生活が送れるよう、健康管理・疾病予防を目的に人間ドックを行っております。
●脳卒中が心配な方
●認知症が心配な方
●日頃から頭痛、めまいがある方
●手や上肢のしびれが心配な方
●肩こりなどでお悩みの方
当院では磁場強度1.5T(GE社製:Signa EXCITE HD)というMR検査機器を使用し、極めて精度の高い鮮明な画像で診断致します。検査中は横になっているだけで、痛みも伴わず、CTの様に被ばくもありません。
頭部MRIでは、脳梗塞・脳腫瘍・脳出血等の病気を、頸椎MRIでは、頸椎ヘルニア、脊柱菅狭窄症・後縦靭帯骨化症等さまざまな病気の発見が出来ます。MRA検査は、造影剤を使用せずに血管だけを描出する検査で、動脈瘤や血管の狭窄・閉塞などが分かります。
ただし、次の項目に該当する方は、MR検査が出来ない場合もあるため、事前にご相談下さい。
●心臓ペースメーカーを使用している方
●脳動脈瘤クリップを入れている方
●手術などにより体内に金属を埋め込んでいる方
●現在妊娠中または妊娠の疑いのある方
●閉所恐怖症の方
当院ではMR検査機器を用いた全身がん検査 DWIBS(ドウィブス)を行っております。
●大腸がん
●膵臓がん
●肝臓がん
●尿路系のがん(腎がん、尿管がん、膀胱がん、前立腺がん)
DWIBS | PET-CT | |
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食事制限 | なし | 検査前絶食、インスリン制限 |
被ばく | なし | あり |
注射 | なし | 検査薬の静脈注射 |
検査時間 | 約30分 | 注射含め約3時間 |
検査後処置 | なし | 放射能が下がるまで待機 |
「Diffusion-weighted Whole body Imaging with Background body signal」の略で、
悪性腫瘍が細胞密度の高いことに着目し、MR検査機器を使って広範囲に画像化することで、悪性腫瘍を探しやすくした検査です。
悪性腫瘍の診断に用いられている拡散協調画像を応用し、全身のがん病変を検出することができます。
同じく全身がん検査を行うことができるPET-CT検査と比較すると、 「放射線の被ばくがない」「検査時間が短い」
「注射がない」などの利点があり、身体への負担が少ない検査として注目されています。
当院では、お忙しい方々のために短時間で行うことができる「消化器ドック」をご用意しております。
夕食を軽く済ませ、午後9時より翌日検査が終了するまでは、水以外の飲食をしないでください。 なお、お薬を服用されている方は予約時にご相談ください。
着替えのしやすい服装で来院をお願いします。
当日結果がわかるものについては、担当医が直接説明いたしますが、当日結果が出ない場合には、 後日結果を郵送致します。